瑞浪市化石博物館
この施設について
瑞浪市周辺が、新生代に海だったり陸だったり湖だったりと、さまざまな環境変化をし、それぞれの時期に生息した多彩な生物の化石がこの一帯に眠っている。この博物館は、瑞浪市周辺から出土した化石を中心に展示されている。展示の中心は新生代がメインとなる。そのため、恐竜など人気のある化石の展示はない。その分、地元産の化石を丁寧に解説している。
館に入ると、まず2022年に土岐川河原で見つかったパレオパラドキシアの化石が出迎える。
化石博物館のイメージキャラクターは「瑞浪(みずなみ)Mio(ミオ)」。2017年に開催されたミュージアムキャラクターアワードで4位に入賞したそうである。キャラクターグッズを受付で購入することができる。
メインの展示室に入るとまず目に入るのが2体のほ乳類。左がデスモスチルス、右がパレオパラドキシア。新生代なので、巨大なほ乳類が出現し、この一帯にも生息した。
陸上ほ乳類だけでなく、水生生物、植物などの化石も多数展示されている。
化石博物館の向かって左手には、太平洋戦争中に掘られた防空壕あとを利用した「化石の地下壕」があり、貝類の化石を見ることができる。
化石博物館前の道を行ったん下り、左に曲がる道沿い、瑞浪市民体育館へ続く道が切通しとなっており、地層の重なりや化石の観察ができる。(採集は禁止されています)
化石博物館南方土岐川河原には野外学習地があり、化石採集体験なども行われているようである。なお、瑞浪市一帯は「瑞浪化石」として岐阜県の天然記念物に指定されており、化石の採掘は原則禁止されているそうである。
化石博物館のある瑞浪市民公園には「岐阜県先端科学技術体験センターサイエンスワールド」もあり、合わせて見学できる。なお、地球回廊は施設老朽化のため2021年3月31日で閉館となっている。
施 設 概 要
U R L | https://www.city.mizunami.lg.jp/kankou_bunka/1004960/kaseki_museum/index.html 外部サイトにリダイレクトされます |
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住 所 | 瑞浪市明世町山野内1-47 |
電話番号 | 0572-68-7710 |
開館時間 | 9:00~17:00(ただし入館は16:30まで) |
休 館 日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日 資料整理のための休館日あり |
アクセス | JR中央線 瑞浪駅より徒歩30分 |
駐 車 場 | 無料駐車場あり。 駐輪場は見当たらない。空きスペースに駐輪か? 二輪車は普通車スペースに駐車。 |
入 場 料 | 大人:200円、高校生以下無料 3館(化石博物館・瑞浪市陶磁資料館・市之瀬廣太記念美術館)共通入館券あり。大人:500円、高校生以下無料 |
割引情報 | 障碍者割引、団体割引 |
備 考 |
2024/07/27 update