名古屋から行く科学館・動植物園・水族館・プラネタリウムガイド

藤橋城・西美濃プラネタリウム

この施設について

 藤橋城(この地に城があった史実はないので、城自体はフェイク)の城内にある珍しいプラネタリウム。

 藤橋城の城壁内1階にプラネタリウムドームがあるため、外観からここにプラネタリウムがあるとは想像がつかない。

 2階は星に関する展示。精密に作られた人工衛星のミニチュア模型や、各国の星に関する切手集、星図、隕石などが展示、天文台で撮影された太陽の黒点活動の画像なども流されている。展示数や種類数は多くはないが、丁寧な解説がされている。

 3階では旧藤橋村の歴史・文化展示がされている。

 4階は展望室となっている。

 このプラネタリウムは、藤橋歴史民俗資料館(かやぶき民家が移築され、昔の生活をしのぶことができる施設)と共通運用となっている。

 藤橋城に隣接して西美濃天文台が設置されている。

プラネタリウム



  プラネタリウム諸元
光 学 投 影 機 大平技研製 MEGASTAR-IIB
デジタル投影機 不明
ドーム諸元 ドーム径9.2m、水平、座席60席、円周配置
設 置 年 2012年4月
上映時間 平  日:13:00~、15:00~
土日祝日:11:00~、13:00~、14:00~、15:00~
備  考 光学投影機は、プラネタリウム・クリエーター 大平貴之氏のサイン入り

 丁寧な生解説が聞ける。名古屋付近では珍しいメガスターによる投影が見られる。ドーム映像番組はない。

 1989年~2011年まではコニカミノルタ製のフルマニュアル機、MS-8を使用。入り口脇に静態展示されている。
 

施 設 概 要

U R L https://www.town.ibigawa.lg.jp/kankoujyouhou/0000009579.html
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住  所 岐阜県揖斐郡揖斐川町鶴見332番地1
電話番号 0585-52-2611
開館時間 10:00~16:30
プラネタリウムは開始10分前から入場が案内される
休 館 日 月・火曜日(月曜日、火曜日が祝日の場合は、その日を除く週初めの2日間)、
12月~3月(冬季休館)
国道417号が通行止めの場合、臨時休館
アクセス 最寄りの地域コミュニティバス停からでも約10kmある。公共交通機関利用でのアクセスは推奨しない。
自家用車を利用してください。
駐 車 場 無料駐車場あり。
駐輪場なし。(空きスペースに駐輪)
二輪車は普通車スペースに駐車。
入 場 料 高校生以上:550円、小中学生:270円
入場料は藤橋歴史民俗資料館と共通のため、プラネタリウム単独券はない。
割引情報 団体割引、JAF割引
備  考 国道417号の横山ダム(奥いび湖)以北にあった狭隘な部分は全て解消され、全て2車線の道路となり、アクセスは格段に楽になった。また、藤橋城は国道沿いでなく、側道を進んだところにある。横山ダム方面から国道を分岐するアクセス道路は、途中まで城が見えずに心配になるが、城が見えるまで直進しましょう。

補足情報

◇せっかくここまで足を延ばしたのであれば、約5km、車で10分ほど登れば日本最大級のロックフィルダム・徳山ダムに至る。一見の価値あり。

◇駐車場にある「あまご茶屋」は、おいしいあまご料理を手ごろな値段で食べることができる。お手軽なランチもある。(「鶴見亭」は、あまご茶屋が入っている建物全体の名称のようである)
 
(画像の料理は「さしみ丼」。アマゴの漬けが乗っている)
 秋限定のあまごの卵を散らした錦秋丼はプチプチ感があふれ、美味である。 ただし。 注文を受けてから丁寧に作り始めるため、料理が出てくるまでに時間がかかることがある。そうでなくても、アマゴを焼くには当然時間がかかる。道の駅のフードコートのような感覚で利用してはいけない。ここで食事が堪能できるのは、それを理解し、待てる人です。相当な余裕を見てプラネタリウムの時間予約を取るべし。

◇ここに来る際通る「道の駅・星のふる里ふじはし」から東(下流)の方に、2006年5月12~13日に起きた大規模地滑り(外部のサイト・国土交通省中部地方整備局越山系美砂防事務所のページにジャンプします。その中の「平成18年度災害(東横山地すべり)」の項をご参照ください。崩落の動画もあります)のあとを望むことができる。
 

2022/07/23 update