名古屋から行く科学館・動植物園・水族館・プラネタリウムガイド

愛知県弥富野鳥園




この施設について

 藤前干潟周辺に展開する3施設とは直線距離で6km強離れている。この施設は野鳥の保護・調査・観察の場として1975年に開設された愛知県の施設である。担当は環境局環境政策部自然環境課野生生物・鳥獣グループであり、愛知県教育委員会とは別組織である。というより、例えば陶磁美術館でさえ県民文化局が担当するなど、愛知県教育委員会はこのような事業に全くタッチしていない。

 鍋田干拓地の約36haを野鳥の保護・観察のために整備されている。園地のうち、約33haを保護地(通常は一般来園者立入禁止)とし、3haが小公園として整備されている。

 観察施設を兼ねた本館の1階は受付のみ。入園料は無料だが、入口で来場者名簿に記入するシステムになっている。

 2階には鳥のはく製の展示、や各種解説展示が行われている。


 3階は無料の大型双眼鏡が数台設置してあり、ここからも野鳥を観察することができる。   

 保護地には大小2つの池があり、片方の池へは誘導路、そして観察小屋が設置されており、そこから野鳥を観察することができる。
  


 屋外のため、常設の無料望遠鏡は接地されていないが、本館1階事務室で双眼鏡や単眼鏡の貸し出しをおこなっている。

 また、ときおり探鳥会やワークショップなども開かれているようである。

 愛知県弥富野鳥園へのアクセスルートだが、おそらく昔は弥冨方面から来る田舎道だったのだろうが、伊勢湾岸道ができ、さらに伊勢湾岸道の向かい側に名古屋競馬場ができと、続々施設が追加された結果、非常にアクセスしづらい施設になっている。伊勢湾岸道のガード下道路(県道71号線)からのアクセスになるため、入口が非常にわかりづらくなっている。また、公園入口がちょうど伊勢湾岸道湾岸弥冨ICなのだが、名古屋/四日市どちらから来ても、ICを出た先でUターンしないと入場できない。

施 設 概 要

U R L https://www.aichi-park.or.jp/yachou/index.html
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住  所 愛知県弥富市上野町2-10
電話番号 0567-68-2338
開館時間 9:00~17:00
休 館 日 毎週月曜日(休日の場合は翌日)
12月29日~1月1日
アクセス 近鉄弥冨駅南口より弥富市コミュニティバス南部ルート 弥富野鳥園下車
ただし、日曜祝日運休、右回り左回り計6便、所要時間も50~60分と、愛知県弥富野鳥園アクセスには非常に使い勝手が悪く、最悪、帰りのバスがなくなる可能性がある。自家用車での来場が無難
駐 車 場 無料駐車場あり。
駐輪場はみあたらない。空きスペースに駐輪か。
二輪車は普通車スペースに駐車。
入 場 料 無料
割引情報 (無料)
備  考

2022/08/21 update