津島市児童科学館
この施設について
津島市の科学文化施設。
1階には宇宙をメインとした展示やパネルがある。パネルのほとんどは手作りでだが、宇宙に興味を持ってもらおうという工夫がみられる。月の満ち欠けを表す展示は、その月の月の様子がわかるよう、毎月貼り替えていると思われる。
しかし、おそらく予算不足なのであろう、電源が必要な展示は全て電源が落ちており、空調も最低限のレベルしかかかっていない。稼働しているのは電源不要の展示物のみである。
2階に上がる階段下には、隕石や化石などの展示も行われている。展示されているものが鉱物や化石なので、日光の影響はそれほど受けないとはいえ、直射日光に当たる場所に展示するのはいかがなものか。隕鉄に至っては、酸化が進んでいるのは残念である。また、鉱物を拡大して見せるルーペも倒れている。もっとも、正位置だと太陽光の焦点を結んで火災の原因になるからかもしれないが、それなら拡大鏡は不要である。
館内入口や、建物中央部の吹き抜け部分には水槽がたくさんあり、寄贈された多くの魚が飼育されている。なかにはさかなくんに寄贈されたほどの珍しいものもあるようだが、詳しい説明が表示されておらず、もったいない。
2階はプラネタリウムのみ。詳細は別項。
天文工作教室や望遠鏡を使った観望会なども開かれているようである。
プラネタリウム
光 学 投 影 機 | コニカミノルタプラネタリウム製 MS-10(N)AT |
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デジタル投影機 | 不明 |
ドーム諸元 | ドーム径12m、水平、座席96席、一方向配置 |
設 置 年 | 1990年11月 |
上映時間 |
火・木曜:14:30~ 土日祝日:10:30~、14:30~ 夏休みなどには土日祝日時間で上映されることもあるようだ。 |
備 考 |
35年以上の機器を維持管理するのは並大抵ではない。おそらく、この施設に充てられた予算のほとんどを食いつぶしているのではないか。解説も生解説であり、この施設の方々のプラネタリウムに対する意気込みが見られる。
プラネタリウム番組上映中、大垣スイトピアセンターと同じく楕円を3つ重ねたような影がドーム北方に見られた。これはプロジェクターの特性なんだろうか。
施 設 概 要
U R L | https://www.city.tsushima.lg.jp/shisetsu/kyouikujidou/jidoukagakukan/index.html 外部サイトにリダイレクトされます |
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住 所 | 愛知県津島市南新開町2-74 |
電話番号 | 0567-24-8743 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
休 館 日 | 月曜日(祝・休日の場合は開館)、年末年始 |
アクセス |
公式にはアクセスに関するアナウンスなし。 名鉄津島線 津島駅より「ふれあいバス」Bコース「地域文化広場西口」下車徒歩5分 ただし、日曜運休のうえ、1日3本しか運行されません。 名鉄津島線 津島駅より 名鉄バスに乗車、永宝団地あるいは日光下車、徒歩約20分 乗車路線により下車バス停が違います。 いずれにせよ、公共交通機関による交通の便はよくないように思われます。 |
駐 車 場 | 無料駐車場あり。 駐輪場あり。(建物正面近く) 二輪車は駐輪場に駐車できそう。 |
入 場 料 | 高校生以上:210円、3歳以上中学生まで:110円 プラネタリウム鑑賞のみ有料 |
割引情報 | 団体割引 |
備 考 |
2024/08/06 update