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トヨタ産業技術記念館



この施設について

 トヨタグループの共同事業として設立さえた博物館。豊田佐吉が織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設されている。館は2セクションに分かれ、繊維機械館と自動車館に分かれる。

 入場券を買って入口に向かうと、まず、環状織機が出迎える。この織機をはじめ、多くの機械が定期、あるいは不定期に稼働実演がある。


【繊維機械館】
 織物を作るのに必須な糸を綿から作る過程を解説される。
  

 そして、糸を作ることを人力から動力を使って、さらに一度にたくさんの品質の良い糸を生産するに至る過程が解説される。
  

 次に、できあがった糸を織りあげる過程。これも人力、人力の省力化、動力の利用、糸切れの対応、そして最新式の織機までが一堂に並ぶ。
  


【金属加工コーナー】
 繊維機械館から自動車館への間に金属加工コーナーがある。「鋳造」、120tプレスを使った「鍛造」、フライス盤やボール盤を使った「切削」を目の前で実演してくれるコーナーがある。



【自動車館】
 豊田佐吉が、まずは自動車を作る材料の分析を行ったことが説明される。そして、自動車の試作に取り掛かるまでの様子も再現される。
  

 その努力の結果完成した、自動車。
    

 そして、自動車の製造も大型化、自動化が進む。
    

 展示機械の多くは随時解説付きで実際に動かして解説してもらえる。しかし、内容を理解せずにやみくもに見学するのは非常にもったいない。産業技術記念館では無料でガイドツアーが行われている。繊維機械館:10:00/13:30、自動車館:11:15/14:45。当日繊維機械館入口で申し込む(各回定員あり)。ガイドさんが基本コースを解説実演し、ツアーが訪れると、それに合わせて機械を動かして解説してもらえる。初めての方はこのガイドツアーを利用することを推奨する。ツアーが終われば、再度自由に見学することができる。また、アプリをダウンロードすれば、スマートフォンを使ってガイドを聞くことができる。

施 設 概 要

U R L https://www.tcmit.org/
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住  所 愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35
電話番号 052-551-6115
開館時間 9:30~17:00(ただし入館は16:30まで)
休 館 日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月4日
アクセス 名鉄 名古屋本線・栄生駅より徒歩3分
名古屋駅より バスターミナル11番乗り場・名市交「なごや観光ルートバス“メーグル”」乗車、「トヨタ産業技術記念館」(敷地内)下車
駐 車 場 無料駐車場あり。
入口ロータリーと駐車場の間に駐輪場あり。
二輪車は入口ロータリー南にオートバイ駐車場がある。
入 場 料 大人:500円、中高生:300園、小学生:200円、65歳以上:300円(要証明書)
割引情報  障碍者割引
 名市交・地下鉄、市バス「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」「なごや観光ルートバス“メーグル”1DAYチケット」、観光文化施設優待割引券(名古屋観光コンベンションビューロー)、トヨタ「ティーエスキュービック(TS3)」カード支払いで2割引。割引入場券は総合案内で販売

 チケットぴあ販売の「トヨタ産業技術記念館」入場券(Pコード672-290)で2割引(発行手数料が1枚110円かかるらしいので、かえって割高?)

 隣にある「ノリタケの森」共通券、長久手市にあるトヨタ博物館共通券あり。
備  考

2022/08/25 update