稲永ビジターセンター
この施設について
稲永はそのまま「いなえい」と読む。ラムサール条約登録の藤前干潟を眼下に臨む。藤前干潟の範囲だが、明確に図示しているものがあまり見当たらない。多くは庄内川、新川、日光川河口に展開する干潟地域全般を指すようであるが、wikipediaだけは新川河口から日光川河口にかけての地域を藤前干潟としているようである。
(稲永ビジターセンター前から撮った藤前干潟。パノラマ写真のため、フェンスが湾曲しているように見えるが、実際には直線。)
対岸にある藤前活動センターとペアとなる環境省の施設施設。隣に立地する名古屋市野鳥観察館が「観察」を主眼としているのに対して、こちらは藤前干潟に関する情報提供、渡り鳥など干潟の生き物に関する展示、解説による総合的環境学習の場として情報提供型の環境学習拠点となっている。2005年3月27日開設。
1階は、藤前干潟の解説、渡り鳥の移動範囲の解説、渡り鳥にとっての藤前干潟の役割、干潟生物の展示などが行われている。また、レクチャー室があり、そこそこの人数に解説をおこなうこともできそうである。
また、研修室では企画発表なども行われていた。
2階は、藤前干潟側からの入り口となる。藤前干潟全体を見渡せるようになっている。一角には小学生が作った研究発表なども掲示されている。小学校などは、こういう施設を有効に授業に活用しているようである。
稲永ビジターセンターと名古屋市野鳥観察館の間には、ラムサール条約のプレートがせっちされている。
訪れた時は、運悪くほぼ満潮の時間で干潟は海面の下であった。干潟が現れても自由に入れるわけではない。干潟保全のための団体があり、調査、観察、清掃などをおこなっているようである。
施 設 概 要
U R L | https://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/institution/ 外部サイトにリダイレクトされます |
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住 所 | 愛知県名古屋市港区野跡4-11-2 |
電話番号 | 052-389-5821 |
開館時間 | 9:00~16:30 |
休 館 日 |
月曜日(祝日の場合はその翌日) 第3水曜日(祝日の場合は第4水曜日) 年末年始 |
アクセス |
名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線・野跡駅より徒歩15分 名古屋駅、金山駅、高畑駅、築地口駅などから 名市交市バス 野跡行 野跡駅下車徒歩15分 |
駐 車 場 |
駐車場は稲永公園と共用。無料。 駐輪場は見当たらない。おそらく空きスペースに駐輪可能。 二輪車は普通車スペースに駐車。 車両の駐車は基本的にサッカー場北側の駐車場を利用することになる。稲永ビジターセンターの直近の駐車場はサッカー場から見て南側の駐車場だが、中央分離帯があるため、帰りに大回りする必要がある。 |
入 場 料 | 無料 |
割引情報 | (無料) |
備 考 |
2022/08/21 update