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葦毛湿原

この施設について

 豊橋市東部にある湿原。希少な湿原植物が生え、「東海のミニ尾瀬」と称され、2021年、国の天然記念物に指定される。

 葦毛湿原へは、県道31号東三河環状線を利用することになるが、案内看板もあり、迷うことは少ないと思われる。バス利用の場合も、案内看板が出ているので安心である。駐車場は第2駐車場の方がアクセスがよい。駐車場を出ると、長尾池、そして長尾池広場があり、公衆トイレも整備されている。長尾池広場を出るとトイレもなく、公園には自販機などもないので、準備してから臨む必要がある。ここから葦毛湿原までは一本道で案内看板もあるため、迷うことはない。ただ、こういうところなので、当然アクセス道は無舗装かつ、軟弱な場所もいくつかあるため、履物は考慮が必要。こういう場所ではあるものの、道すがら幾人かの人とすれ違い、それなりに人が訪れているスポットであると認識した。

  
 一方で、葦毛湿原自体は順路どころか湿原案内マップなどなく(1か所あるにはあるが、木に埋もれ始めている)、ましてや紙パンフレットは別施設にないと置いていない(現地の状況をみればそれもしかたないが)ため、道を覚えながら回らないといけない。なお、ネット上にはパンフレットがアップロードされている(外部 豊橋美術博物館のファイルにリンクします)。さらに困ったことに、ここは東海自然歩道の入り口の一つのようで、道があるままに進むと新所原まで行ってしまうらしい。さすがに途中で気づくとは思うが。
  
 葦毛湿原も他の湿原と同様、湿性遷移にさらされており、放置すれば消滅する。どこが担当されているかわからないが、葦毛湿原においては、侵入した木を撤去したりして、少しずつ元の姿に戻そうとしており、区画ごとに処置年代、処置方法、その後の経過などが書かれたプレートが立っている。
 資料によれば、四季折々の花が咲くそうだが、今回はあまり見られなかった。   
おそらく、ミズギク(左)とノカンゾウ(右)だと思われる。(2022年7月29日) 

施 設 概 要

U R L https://www.city.toyohashi.lg.jp/3956.htm
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住  所 愛知県豊橋市岩崎町
電話番号 なし
開館時間 なし
休 館 日 なし
アクセス 豊橋駅前より 豊鉄バス 61または63系統 赤岩口行き 岩崎・葦毛湿原バス停下車徒歩15分
バス停付近に案内看板あり。
豊橋鉄道市内線で豊橋駅前から赤岩口に行き、そこから上記バス豊橋駅前行で向かう方法もある。
駐 車 場 無料駐車場あり。(長尾池北西。第2駐車場の方がアクセスが良い。)
駐輪場はみあたらない。駐車場脇に駐輪か。
二輪車は普通車スペースに駐車することになろう。
入 場 料 無料
割引情報 (無料)
備  考

2022/07/31 update