名古屋から行く科学館・動植物園・水族館・プラネタリウムガイド

鳳来寺山自然科学博物館

この施設について

 自然豊かな、そして、中央構造線が通り複雑な地質をもつ鳳来寺山の、動物・鳥類・植物・鉱物などが網羅的に展示されている。
 動物、鳥類に関しては多くのはく製が展示され、植物についても実物や標本などが多数展示されている。
  
 とくに、この地域で有名なコノハズクに関しての展示は充実しており、中庭にはオオコノハズクが飼育(保護?)されている。

 鉱物に関しても、様々な岩石標本や中央構造線に関する展示・解説が行われている。

 ただ、非常にまじめな展示なので、こどもは退屈してしまうかも。

オプション情報

■鳳来寺
 博物館の前の道は、鳳来寺に至る。

 途中、山門や樹齢800年、現存するものとしては日本一となる高さ60mを誇る傘杉などを見ながら1425段(どうやって数えたかは不明)の階段を登ると鳳来寺、そして鳳来山東照宮に至る。
  
 鳳来寺からの眺めはよいが、結構な体力と時間を要する。一度登り始めると、道中は登りきるか引き返すかの二択しかなく、自販機もトイレもない(本堂まで登れば自販機や売店がある)ため、そのつもりで登ること。

■名古屋藤が丘鳳来寺きっぷ
 名古屋から鳳来寺までは、JR飯田線経由路線バス利用となるが、高速バス企画切符「名古屋藤が丘鳳来寺きっぷ(外部サイトにリダイレクトされます)が豊鉄バスから発売されている。
 名市交藤が丘駅-もっくる新城南(or川路)往復高速バス代+もっくる新城南(or川路)-鳳来寺(or鳳来寺山頂など)の路線バスがセットになっている切符で、リニモ藤が丘駅で当日でも購入可能、高速バスも空席があれば予約なしで乗車可能(満席の場合は乗車できない)。時間も高速利用が1時間強と、鉄道利用とそん色ない時間で移動できるので、検討に値する。
 なお、新城Sバス湯谷温泉もっくる新城線は、日曜祝祭日は運行しないので、鳳来寺山頂に登った場合は階段を引き返すしかないので注意が必要。

施 設 概 要

U R L https://www.city.shinshiro.lg.jp/mokuteki/shisetu/shiryokan/houraijisan/index.html
外部サイトにリダイレクトされます
住  所 愛知県新城市門谷字森脇6番地
電話番号 0536-35-1001
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 火曜日(ただし、夏休み及び11月は開館)、12月29日~1月3日
アクセス JR飯田線「本長篠駅」下車
豊橋鉄道「本長篠バスターミナル」より田口方面または塩瀬行きのバスに乗り10分
「鳳来寺バス停」で下車後、徒歩で鳳来寺山表参道を約1km
駐 車 場 無料駐車場あり。
駐輪場なし(空きスペースに駐輪か?)。
二輪車は普通車スペースに駐車することになる。
入 場 料 大人:220円、こども:100円
割引情報 障碍者無料、団体割引、JAF割引、名古屋藤が丘鳳来寺きっぷでの割引
備  考 駐車場は博物館専用なので、鳳来寺山に登る場合は鳳来寺山用の駐車場に駐車。
また、11月を中心とする紅葉シーズンは、付近は混雑すると思われるので、注意が必要。

2022/06/13 update