名古屋から行く科学館・動植物園・水族館・プラネタリウムガイド

東山動植物園

この施設について

 日本のなかでも屈指の生物数、広さを誇る動植物園。
 動物園側は、正門から子供動物園、北園までぐるりとめぐるだけで2km以上、さらにアップダウンもあるため、歩くだけでもいい運動になる。動物園なので、ベビーカーや車いすなどの配慮もされている。基本的には屋外の展示だが、入り口脇の動物会館、北園の自然動物館や世界のメダカ館は屋内施設であり、悪天候や夏の暑さをしのげる施設となっている。現在、動物園は、飼育舎更新を順次行っており、近年流行となっている「見せる」タイプの動物園に変わりつつある。最近ではレッサーパンダ舎が更新された。トラ・オランウータン舎などが整備中。一方で、昔からのコンクリートの恐竜も健在。

 本園と北園をつなぐ南側の陸橋(夢園橋)を渡ったところに、自然動物園まで登れるエスカレータがあるが、その隣に、斜めに登る珍しいエレベータがある。
 本園南側にある上池では、ボートを楽しむことができる。カップルでボートに乗ると別れるという伝説がまだ有効なのかは不明。

 植物園も、一周2kmくらいの周回路に各種植物が植えられ、植物の名前を覚えましょうというよりは、たくさんの植物に親しんでくださいと言った感の配置になっている。植物園門入ってすぐにある重要文化財温室前館は2021年4月に保存修理工事が終わり、見学できるようになった。合掌造りの家は、内部を見学することもできる。


 動物園と植物園の間には、延長約2kmのスカイビュートレインがある。動物園-植物園片道中学生以上300円・2歳以上150円。一周の場合中学生以上500円・2歳以上250円。円形周回路のため、植物園方面と動物園方面はコースが異なる。ベビーカーも頑張れば積めるらしい。
 一方、本園から子供動物園に渡る彩景橋の脇にひっそりとモノレールが保存されている。動物園駅-植物園駅を結ぶ単線懸垂式モノレールで、延長471mとはいえ正式な鉄道路線であった。営業期間は1964年2月8日~1974年12月18日。

施 設 概 要

U R L http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/
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住  所 名古屋市千種区東山元町3-70
電話番号 052-782-2111
開館時間 9:00~16:50(ただし入園は16:30まで)
休 館 日 月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の休日でない日)、12月29日~1月1日
アクセス 名市交 東山線「東山公園」駅下車 3番出口より徒歩3分
名市交 東山線「星 が 丘」駅下車 6番出口より徒歩7分
※星が丘駅からの星が丘門までは、そこそこの上り坂が500mくらい続くので、東山公園駅利用を強く推奨。
駐 車 場 有料駐車場あり。800円/回。
正門、植物園門、星が丘門などの入口脇に駐輪場あり。原付は許容されている模様(駐車する場合は自己責任or入口で確認)。
二輪車は、正門前駐車場のみ利用料の表記はあるものの(400円/回)、他の駐車場にそのような表示はない。しかし、動植物園の公式駐車場案内では、自動二輪車が駐車できる駐車場は限定されていないため、いずれの公式駐車場でも上記価格で駐車できるという記述もある。
入 場 料 大人(高校生以上):500円、中学生以下無料
割引情報 名古屋市内在住の65歳以上の方(要証明)、障碍者割引、団体割引
有料駐車場にも障碍者等の割引あり。
備  考 ・駐車場は各所合計1,600台あるが、満車となることが多い。
 駐車場の混雑状況はこのページ(外部サイトにリダイレクトされます)が参考になります。
・正門から植物園入口への一方通行路は、土日祝日は路駐可。
・緑橋駐車場、植田山駐車場は平日は無料。歩くのをいとわないならお得。

・free Wi-Fi/SSID:HIGASHIYAMA、PASS:higashiyama

2022/06/13 update