名古屋から行く科学館・動植物園・水族館・プラネタリウムガイド

越前がにミュージアム

越前がにミュージアム・外観

この施設について

 この施設は「道の駅越前」に隣接した施設であり、越前ガニをはじめとする、カニに特化したミュージアムとなっている。

 入ると、エレベーターで3階まで登り、見学しながら下ってゆく。

 3階では、まずカニの標本で各種のカニの違いを説明する。
カニの標本

 進むと、このミュージアムの3階層を貫くジオラマの上部が見え、急に深くなる越前の海岸の様子を説明している。
越前ガニのジオラマ

 2階にはカニ漁にまつわる漁具などの展示がある。

 1階は、海遊歩道(トンネル水槽)、タッチプール、カニ水槽がある。
トンネル水槽 タッチプール

カニ水槽
 カニ水槽には各生育時期のカニが飼育されており、時期によってはプランクトン時期のカニを観察することもできる。
いろいろな大きさのカニ カニの幼生?

 シアターでは、カニの生態や漁、出荷などの映像が放映される。子供向けにはコンピュータによる出漁体験やゲームなどもある。また、さまざまなカニのはく製や漁法のジオラマなども展示されている。
カニ漁のジオラマ


 前述のとおり、この施設は道の駅の施設の一つであり、ミュージアムの隣には海産物を売る店、道を挟んだ向かい側にある道の駅本体では土産物の販売や、食事、温泉施設(日本海を眼前に見る露天風呂は特筆ものである)があり、充実している。

 また、車で10分ほど北上すると呼鳥門(こちょうもん)と呼ばれる天然トンネルがある。礫岩が日本海の荒波により削られた地形である。2002年3月までは国道305号線が下を通っており、全国で唯一天然トンネルをくぐる国道とされていたが、横に呼鳥門トンネルが完成したこともあり、国道のルートから外れた。また呼鳥門自体の風化による崩落の危険があるため、呼鳥門を歩いてくぐることもできなくなっているが、一見の価値はある。
呼鳥門

施 設 概 要

U R L https://www.echizenkk.jp/kanimuseum
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住  所 福井県丹生郡越前町厨71-324-1
電話番号 0778-37-2626
開館時間 9:00~17:00
休 館 日 火曜日
ただし、夏休み期間中は無休、11月~3月は第2・4火曜日が休館。
アクセス ハピラインふくい北鯖江駅から路線バスがあるにはあるが、本数や時間帯の関係で、ミュージアム自体、公共交通機関での来訪は非推奨としているくらいなので、自家用車での来訪が推奨される。
駐 車 場 無料駐車場あり。駐輪場は不明。二輪車は普通車スペースに駐車。
入 場 料 大人:400円、3歳以上~小学生:200円
割引情報 障碍者割引、団体割引
備  考

2025/04/10 update