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茶臼山高原両生類研究所(カエル館)

茶臼山高原両生類研究所(カエル館)

この施設について

 長野県下伊那郡根羽村にある私設の研究施設。愛知県豊根村にある茶臼山高原スキー場から見ると、スキー場の北にある茶臼山山頂(=愛知・長野県境)を超えた反対側(さらに北)に位置する。根羽村の観光センターとして昭和30年代前半に建築された木造2階建ての建物を利用し2001年4月22日に開館した(wikipedeia)

 基本的に、根羽村の天然記念物ネバタゴガエル(鳴き声が犬の鳴き声のように聞こえる)をはじめ、茶臼山高原周辺に生息するカエルを中心に十数種のカエルを水槽で生体展示している。
茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/ネバタゴガエル  茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/展示全景
ネバタゴガエル

茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/モリアオガエル  茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/水色のアマガエル
モリアオガエルと水色のアマガエル

茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/内部全景

 中央には大きなヒキガエルが展示されており、触れることも可能ではあるが、ヒキガエルは耳腺をはじめ皮膚から毒を分泌するため注意が必要であるとともに、扱った後は十分な手洗いが必要。カエルの餌として使っている生餌ミールワーム(ゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫)が100円で販売されていることがあり、餌やり体験をすることができる。ピンセットでつまんで与えても警戒して食べないが、顔の前の地面に置いてやると目にもとまらぬ速さで捕食するのが観察できる。
茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/ヒキガエル展示  茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/ヒキガエル

 館内には、カエルグッズをはじめ、茶臼山高原に住む動植物の写真や、茶臼山高原近隣の岩石、化石、各地のパワーストーンなども展示されている。
茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/化石展示

 さらに、館内には磁気異常がみられる磁気スポットがあり、敏感な人は磁気を感じてピリピリするといわれるが、筆者は感じることができなかった。この時期異常スポットが館内に2か所あり、館外にもあるらしい。
茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/磁気異常スポット  茶臼山高原両生類研究所(カエル館)/磁気異常スポット

施 設 概 要

U R L リンク切れのため閲覧不能(2025年10月14日現在)
住  所 長野県下伊那郡根羽村 茶臼山高原3370−1
電話番号 0265-49-2580
開館時間 平  日:10:00~15:00
土日曜日:10:00~16:00
休 館 日 水曜日、木曜日、冬期(11月上旬~4月下旬)。8月は無休
アクセス 最寄りに公共交通機関がないため自家用車の利用のみ
駐 車 場 無料駐車場あり。
駐輪場なし。空きスペースに駐輪することになる。
二輪車は普通車スペースに駐車だが、未舗装で路盤は悪い。
入 場 料 一般(高校生以上)400円、小・中学生300円、幼児200円(ただし、保護者同伴の幼児は無料)
割引情報 団体割引学校行事割引 明記はないが60歳以上は300円になるようである。
備  考

2025/10/15 update